昨日は後楽園ホールにMMA、総合格闘技の“DEEP”を観に行きました。
(リングチェック前しか写真を撮らなかった…)
昨日のDEEP 66 IMPACTでは五大タイトルマッチが行われ、とても豪華なカードの連続で、
5試合目まではノンタイトル戦だったのですが、
1試合目の廣田瑞人選手vs中村大介選手なんてメインでもおかしくないカード。
最初から最後までハズレ無しでした。
で、その1試合目は、廣田選手のボクシングのうまさが光りまして、判定で廣田選手の勝ち。
しかし中村選手も打撃でひけをとっていなかったですよ!!
2試合目は韓国のグォン・ウォンイル選手vs宮川博孝選手。
ALLIANCEの宮川選手に期待していたのですが、グォン選手がいきなりガチャガチャに持ち込んで1R36秒でレフェリーストップ!
あっという間の一戦でした!
3、4はなくて(すみません)
5試合目は北田俊亮vs金原正徳。
ぼくは金原選手の試合を結構楽しみにしていて、会場にもたくさん金原目当てのお客さんが来ていた模様。
しかし1R早々、ロープ際で北田選手に首をとられると、金原選手が自分もろとも北田選手を場外に押し出す形に!
北田選手はたぶん後頭部を床にうちつけられ、そのまま試合続行不可能に。
結局、金原選手の反則として北田選手に白星がつきましたが、心配です。。。
ちゃんと最後まで観たかったなあ…。
6試合目からはとうとうタイトルマッチ!
トップを飾るのは僕のお目当て、悠太選手vs奥野“轟天”泰舗選手によるウェルター級タイトルマッチ!
試合は序盤から悠太選手が奥野選手をじりじりロープ際へ追い詰める展開。
お互いに有効打をヒットさせる打撃中心の立ち上がりでしたが、悠太選手のフェイントからのタックルが何度か決まり、会場からは歓声が。
しかし2R中盤からはほぼ打撃オンリー!ウェルター級のでかい二人だけに、いつどっちが倒れてもおかしくない状況。
徐々に悠太選手のパンチがヒットする回数が多くなっていきますが、
奥野選手は不敵な笑みからの一発を持っているだけに、「悠太くん、タックルでテイクダウンとってくれ~~~~~~」と必死に唱えていました。
しかしそんな僕の不安も気にとめず、ふたりはパンチを交換するかのように互いの顔面へ!
奥野選手の顔面が血で真っ赤に染まり、勝負は最終3Rへ。
3R,、ゴングと染まった血の下から不気味な笑みを浮かべた奥野選手がラッシュをかけます!
それに応えるように悠太選手もパンチを返す!2Rに続き3Rも殴り合い!
しかし3R開始から26秒!悠太選手のパンチが何発か入った瞬間、たまらず奥野選手コーナーからタオルが投入!
悠太選手が壮絶な殴り合いの結果、3R TKOでついにDEEPウェルター級王座に輝きました!
勝利者インタビューでは
「殴られまくってしゃべってる場合じゃないんですけど…。」
「私事ですみませんが、来月は親父の命日です。やっとかっこいいベルトを持ってお墓参り行けます。」
と、チャンピオンになっても悠太くんらしいコメントでした。
本当に勇気をもらいました。本当にありがとうございます。
ベストバウト賞も本当におめでとうございます!!
その後、7試合目の大塚隆史選手vs大沢ケンジ選手の試合も最高におもしろかったし、
8試合目の中西良行選手vs井上俊介選手、セミファイナルの横田一則選手vs津田勝憲選手、
ファイナルの北岡悟選手vs宮崎直人選手も楽しく観られたのですが、詳細を記すのはもう疲れるのでこれまででw
7試合目はすばらしい技術と力の応酬の末、判定で大塚選手が勝ちました。
試合後、負けたら引退と決めていた大沢選手が、会場からやめんなー!という声が響く中、
「大塚が強くて…、勝たせてくれなかったから引退します。」と引退を発表。決意のかたさが見られました。男です。
リングを去っていく大沢選手に向かって
「本当に強くて、試合中もあぁ、本当に強いなと思いながらやってて、僕がこんなこと言うのもなんですけど、本当にまだやれると思うし…、でももう決めたことなので…、おつかれさまでした。」と大塚選手。
それを聞いた大沢選手はリング上の大塚選手のもとにひきかえし、一言二言のことばと、熱い握手を交わしました。
この二人、DREAMでも一戦していて、その時は大沢選手が勝利している。
今回は大塚選手が勝って、戦績は1勝1敗。もう1試合観たかったのですが…。
ライバル同士の友情に、胸が熱くなりました。
中西選手は実力の差を見せ付けましたね。
北岡選手はやっぱり最高におもしろかったのですが試合はあまり…。
試合後に公開プロポーズをしてました。
会場には長南選手や高谷選手、青木選手なんかが見えてました。
いやー、おもしろかったあ!(適当な締め方)